レゴブロックとは
日本ではブロック玩具でおなじみのレゴ(LEGO)。
長年、人々の想像力アップやコミュニケーション作りに役立ってきました。その歴史を紐解いていきましょう。
レゴ(LEGO)って何?

レゴの歴史は、1916年デンマークのビルンドという小さな町の工房から始まりました。
創業者のオーレ・キアク・クリスチャンセンは元々は大工でしたが、1932年の世界的な大恐慌のあおりを受けて工房が閉鎖の危機に追い込まれると、大工の腕を生かして、子どもたちのためにさまざまな木製玩具を作り始めます。これが玩具メーカー「レゴ」の始まりです。
1947年にイギリス製のプラスチック射出成型機を導入し、1949年にレゴブロックの前身である「オートマ・ビンディング・ブロック」が誕生。1951年にはレゴ社が製造する玩具の半数がプラスチック製となります。
その後、創業者オーレの息子ゴッドフレッド・キアク・クリスチャンセンにより、パーツを組み合わせていろいろなものを作ることができるという「遊びのシステム(システム・イン・プレイ)」が構築されました。
「遊びのシステム(システム・イン・プレイ)」は、1955年の「タウンプラン」発売から今日まで、世界中の人々を魅了し続けています。

現在では多種多様な色や形のブロックがあり、組み合わせ次第では無限のパターンがあると言っても過言ではありません。また、ライトやモーターと言った装置やカメラなどの部品があり、他のレゴブロックと組み合わせる事も可能です。
ブロックパーツ単体だけではなく、レゴには数多くのシリーズがあり、中世のお城から宇宙まで、豊富なテーマが揃っています。さらにはスター・ウォーズ、スパイダーマン等、有名な映画作品とコラボレーションしたシリーズも販売しています。
その膨大なシリーズから自分の好きなシリーズを選び、自分好みに組み立て、再現することもできます。
レゴは子どもから大人まで幅広い年齢層から最も親しまれている玩具であり、これからもそうあり続けるでしょう。
レゴ社の商品開発のルール
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Rule遊びに無限の可能性
01 -
Rule女の子にも、男の子にも
02 -
Ruleどの年齢の子どもも夢中になる
03 -
Rule一年中遊べる
04 -
Rule健康的で静かに遊べる
05 -
Rule飽きがこない遊び
06 -
Rule想像力と創造力を伸ばす
07 -
Rule使うほどに遊びの価値が増す
08 -
Rule常に現代的
09 -
Rule安全で高品質
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レゴブロックのうんちく
子どもの憧れになれても、決して女の子にモテるうんちくではないのですが・・・・
- レゴブロックは世界共通で、更にどの年代のブロックでもぴったりはまる。
- 1958年1月28日午後1時58分、レゴ社はレゴブロック製造の特許を出願。
- 1963年以来、傷がつきにくく噛んでも壊れにくいABS(アクリルニトリル ブタジェン スチレン)樹脂を原料に製造されている。
- 完成品の検査員がブロックの形や色をチェック。検査ではじかれるのは100万個のうち平均18個。
- 毎年190億個のブロックが製造される。1分間換算すると36000個。
- 2x4ポッチのブロック6個の組み合わせは9億1510万3765通り。
- レゴブロックには、2400種類の形がある。
- レゴブロックは2008年に誕生50周年を迎えた。
- 400億個のレゴブロックを積み重ねると月に届く。
- 世界中にあるレゴブロックの数は、1人当たり62個。
これだけ覚えたら今日からあなたも知識だけレゴビルダーです。
腕のほうは、ブロックを作っては壊し、作っては壊しを繰り返していると自然にパーツの個性が身につくと思いますよ。